中国の都市で一年中スキー。2025年開業の深圳は雪面約10万㎡・標高差83m、上海L+SNOWは約9万㎡。規模、開業年、旅への組み込み方。
中国は世界でも最大級の屋内スキー場をいくつも建て、その多くは雪の降らない南部の都市にあります。Wikipediaは中国の屋内スノー施設を約34か所としていますが、新施設が次々にできているので古い数字でしょう。旅行者にとっては、都市観光のついでにスキーを試したり、山に行く前の足慣らしにしたり、夏に滑ったりする場所です。
深圳・前海の華発氷雪熱雪奇跡は2025年9月29日に開業しました。建物は約43万㎡、雪面は約10万㎡、5コースの合計1,569m、最長約463m、標高差83m。世界最大の屋内スキー場と紹介されています。地下鉄20号線の会展城駅から。
上海のL+SNOW(耀雪氷雪世界)は浦東・臨港新片区の滴水湖のそばにあり、2024年9月6日に正式開業。建物は約35万㎡、-5°Cに保たれた9万㎡超の雪面に4コース、標高差約60mで、16階建て相当の斜面構造の中にあります。深圳ができるまでは世界最大の単体屋内スキー場としてギネス記録を持っていました。2025年5月にはウォーターパークが加わりました。
広州の屋内スキー場は花都区の広州融創文旅城内、地下鉄花城街駅の近く。万達が建て、2017年に融創へ売却され、2019年6月20日に開業、当時は世界で2番目に大きい屋内スキー場とされました。現在のコースの数値は確認できませんでした。
ハルビンの屋内スキー場は松北区のショッピングモール内にあり、2017年7月開業、かつては世界最大の屋内スキー施設としてギネス記録を持っていました。屋内の雪面は約72,600㎡、最長約500mのコースが6本、標高差約80m。同年、万達は観光事業を融創に売却したので、予約時は現在の名称を確認してください。亜布力に行く前のレッスンや帰国日に数本滑るのに便利です。
融創は無錫、成都、重慶、昆明でも屋内スキー場を運営しています。吉林市には2019年開業の全長1,308mの屋内クロスカントリースキートンネルという珍しい施設もあります。
どの施設も現在の料金と営業時間は確認できなかったので、施設の公式チャネルで確認を。時間制チケットで用具込みかレンタル可能、館内は氷点下なので7月でも防寒着を持っていきましょう。
上海と広東、ハルビンはいずれも240時間トランジット免除の対象地域なので、対象パスポートなら乗り継ぎの途中に立ち寄れます。中国旅行の基本を参照。本物の山なら入門ガイドから。